サルデーニャ州は今日からホワイトゾーン

現在、イタリアでは、新型コロナウイルス拡大を抑制するために州別にレッドゾーン、オレンジゾーン、イエローゾーンに色分けをして、様々な制限を設けている。

レッドゾーンはほぼロックダウン、オレンジゾーンは、中程度のロックダウン、イエローゾーンは、州内であれば移動が自由であるが、飲食店は18時までの営業。

そのような中、サルデーニャ州は、今日からイタリアで初めて、そして唯一のホワイトゾーンの州となった。

イタリアホワイトゾーン


ホワイトゾーンになるための規定である、1週間の感染者数が10万人あたり50人以下であることを満たしたことによる。

また、実効再生産数が、現在の時点0.68と、イタリアで最も低い州となっている。(イタリアの平均の実効再生産数は、現時点で0.98)

ホワイトゾーンになると、イエローゾーンでは、飲食店は18時までの営業だが、レストランは、23時まで、バールは21時までの営業が認められる。

夜間外出禁止令も、イエローゾーンは、22時から5時までだが、ホワイトゾーンは23時半から5時までとなる。

変異ウイルス感染者が出たコムーネのうち、3つのコムーネでは、ロックダウンを行っているので、素直に嬉しいニュースとは受け止められない。

また、ソリーナスサルデーニャ州知事は、45日以内に、サルデーニャ州の16才以上の住民全てがコロナの予防注射を接種できるようにしたいと言っているが、どうなるのだろう。先週のニュースでは、サルデーニャ州は、配送されたコロナワクチンの接種率が2番目に低い州となっているなど、接種率は高くない。




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