サルデーニャ島の空港及び港でコロナウイルス検査開始

3月8日より、サルデーニャ島の空港及び港で、サルデーニャ島に到着した人を対象にようやくコロナウイルスのコントロールが始まった。

サルデーニャ島の空港及び港でコロナ検査開始

出発の48時間前にネガティブであるという検査証明がある人とすでにワクチンを接種したという証明のある人以外は、空港や港で新型コロナウイルス簡易検査(タンポーネラピド)を行うこととなった。

サルデーニャ州は、このような空港及び港での検査を昨夏から行いたかったことなのだが、実現せず、結果として夏のバカンスシーズン後に新型コロナウイルス感染が拡大しまった要因の一つとなってしまった。

サルデーニャ州としては、島であるため、コントロールをしようと思えばできること、そして、人口の少なさも利用して、「サルデーニャモデル」を作りたいと意気込んでいるが、やはり、初日は港などでは、長時間待たされるなどの混乱があったようだ。

3月9日からは、簡易検査で陽性だった人には、PCR検査も行う。

本日3月9日のサルデーニャの地元紙、ラ・ヌオーヴァ・サルデーニャ電子版には、サルデーニャ島に着いたら何をすべきかという記事があった。

飛行機に搭乗前または、船に乗船前に、サルデーニャ州のwebページまたはアプリに登録をする。

出発48時間以内に、新型コロナウイルスで陰性であることを証明するもの、または、新型コロナウイルスワクチンを2回分接種したことを証明するものを到着空港または港で提示する。

この提示ができない場合の選択肢は3つ。

1.空港や港で新型コロナウイルス簡易検査(タンポーネラピド)を受ける

2.サルデーニャ島到着48時間以内に、自費で検査を行う

3.10日間自主隔離する

2番目と3番目はきちんと管理されているのかが個人的には疑問である。

3月6日と7日に行われた、サルディ・エ・シクーリ(サルデーニャ人と安全)と名づけられた集団スクリーニング検査では、カリアリ市でおよそ3万人が検査を受け、49人が陽性だった。陽性率は、0,16%と低く、トゥルッツ・カリアリ市長は、喜びの発表を自身のフェイスブック上で発表した。

現在のところイタリアで唯一のホワイトゾーンであるサルデーニャ州。昨年の過ちを繰り返してほしくない。

写真は La Nuova Sardegna紙より

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